Web3.0とは
- Web3.0とは、『ブロックチェーン上で、暗号資産等のトークンを媒体として「価値の共創・保有・交換」を行う経済」(トークン経済)
- 世界では、①NFT取引、②分散型金融(DeFi)、③ゲームと金融の融合(GameFi)など、暗号資産やNFT等のトークンを用いた多様なスタートアップが誕生。さらに④メタバースとの掛け合わせも含めた新たなデジタル経済圏の創出に向かっている。(⑤ブロックチェーン等の分散型台帳技術がSociety5.0のサイバー・フィジカル融合社会の基盤に発展するかについては未知数)。
出展:経済産業省:https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/Web3/index.html
仮想通貨(暗号資産)とは
仮想通貨とは、取引記録などが電子データのみでやりとりされる通貨であり、主にインターネット上で決済できるデジタル通貨(digital currencyとも言う)です。仮想通貨の呼び名では、法定通貨と誤認されてしまう可能性を考えて暗号資産と呼称が変更されました。現在では暗号資産と呼ばれています。2009年にビットコインの登場が登場し、市場に流通されて運用が開始された以降、様々な暗号資産であるアルトコインが次々と生まれ、法定通貨と仮想通貨を交換する仮想通貨取引所が登場しました。
暗号資産の特徴の一つはブロックチェーン技術によって改竄が非常に困難で停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組みが通貨としての信頼性を保っていることにあります。また、法定通貨のように国家による強制通用力(金銭債務の弁済手段として用いられる法的効力)を持たず、市場価格にて価値が定まるところがあります。これにより発展途上国などでは自国通貨よりも信頼性が高まり、エルサルバトルでは国の法定通貨として採用されるなど、新しい経済変革が起きています。
ブロックチェーンとは
※こちらに関してはNTTDATAのサイトにより詳しい説明がなされています。以下はその抜粋となります。
ネットワーク内で発生した取引の記録を「ブロック」に格納します。個々のブロックには取引の記録に加えて、1つ前に生成されたブロックの内容を示すハッシュ値と呼ばれる情報などを格納します。生成されたブロックが、時系列に沿ってつながっていくデータ構造が、まさにブロックチェーンと呼ばれる理由です。
もし仮に、過去に生成したブロック内の情報を改ざんしようと試みた場合、変更したブロックから算出されるハッシュ値は以前と異なることから、後続するすべてのブロックのハッシュ値も変更しなければならず、そうした変更は事実上困難です。このように、ブロックチェーンは改ざん耐性に優れたデータ構造を有しているのが大きな特徴です。
※ハッシュ値とは:
ハッシュ値とはアルゴリズム(ハッシュ計算)により算出された一定量の情報をコンパクトにまとめるデータのこと。情報が少しでも変更されると、計算されるハッシュ値は全く異なるものになります。
出典NTTデータ:https://www.nttdata.com/jp/ja/services/blockchain/002/

ブロックチェーンを支えるさまざまな技術
ブロックチェーンはデータ構造に加えて、データの管理方法にも改ざんを防ぐ仕組みを備えています。「分散型の台帳」と言われますが、ブロックチェーンはネットワーク内で発生した全ての取引を記録する「台帳」としての役割を持ち、ネットワークに参加している全てのユーザーが同一の「台帳」を共有することで、情報の信ぴょう性を確保しています。
そのほか、ブロックチェーンは「P2Pネットワーク」や「コンセンサスアルゴリズム」「スマートコントラクト」「偽造防止・暗号化技術」といった複数の技術の組み合わせで実現されます。

VISION
仮想資産の将来性は非常に高い可能性を持っています。例えば仮想通貨の中にはステーブルコインと呼ばれるものがあり、取引価格が安定するように、実際の法定通貨と同じレートになるように調整されたコインがあります。これにより売買差益を確定したりできます。
また、ゲーム上で使用されているコインなどが、仮想通貨を利用する事で異なるゲーム間で利用できたり、NFTなどの作品を購入を出来たり、仮想通貨同士の取引を行うと、eコマースなどで実際の買い物が出来たりします。更に各社で発行しているポイントなどが仮想資産化することで、あらゆるものの購買ができるようになります。
このように将来的には当たり前のように仮想資産を利用する未来が必ず来ると考えています。
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